1 金日成主席の偉業は継承され発展し続ける ヘス・コホヴィ アフリカ・チュチェ思想研究委員会理事 セミナー組織委員会委員長閣下、金日成主席の 109 歳の誕生日を祝う組織委員会の皆様、ご来賓の皆 様、各界各層の方々、学生の皆様。 私たち、ヘス・コホヴィとベニン・チュチェ思想研究全国委員会のメンバーは、1981 年以来、ベニンとアフリ カ全土でチュチェ思想の普及に非常に積極的な役割を果たしてきました。新聞による出版物、作品の展示、 金日成主席や金正日総書記の写真、多様なテーマで討論を行う会議などは、多くのことを語り、世界中の多 くの市民を解放するのに役立っています。 これらの行動や多様な活動によって、私たちは白頭山の 3 人の輝かしい人物が体現する価値や理想を全 世界に広め、動員することができるのです。 2021 年 4 月、人類の父であり偉大な指導者である金日成主席の 109 回目の誕生日を迎えました。この記 念すべき年に、私たちは大きな誇りと、チュチェ思想と金日成・金正日主義をこれからも世界に広めていくとい う決意に満ちています。私たちの力を結集して、これを実現します。目標達成のために不断の努力をしましょう。 永遠の太陽であり、人民解放の先駆者である金日成主席の 109 歳の誕生日を祝うこの幸せな機会に、このイ ンターネット国際セミナーにおいて、金日成主席の追憶を拡大し、敬意を表し、祝福することができるのは、私 にとって大きな名誉です。 その生涯を捧げた立派な人類の息子とも言える金日成主席の栄光と不滅の歴史を崇めます。 抑圧された人々の解放と自主のために全生涯を捧げた人でした。 1912 年から 1994 年まで生きた金日成主席、1942 年から 2011 年まで生きた金正日総書記は、自主政治の 巨匠であり、すべての進歩的な人々に尊敬される偉大な政治家でした。 彼らは全人類の誇りであり、優れた知性を持っている全人類の誇りです。 偉大な指導者であり、愛すべき父親であった金日成主席は、チュチェ思想を生み出した人物です。 金正日総書記はチュチェ思想の正統な後継者であり、独創的で深遠な原理でチュチェ思想を豊かにした 人物です。独自の深遠な原理でそれらを豊かにし、人類の解放への道である社会主義の思想理論を生み出 した偉大な人物でした。 金日成主席と金正日総書記の思想・理論は人民の運命改善に大きな影響を与えました。 世界の人民大衆と社会の進歩のために 金日成主席は、その著作を通して多くの人々の運命を切り開くための真の悟りの源であるチュチェ思想を 解明し、人民の力を高め、進歩させました。 人々の潜在能力を引き出し、自主性擁護を推進しました。朝鮮民主主義人民共和国の例は、 70 年以上 もの間、正当な理由のない制裁や無慈悲な圧力にもかかわらず維持し続けており、称賛と尊敬を集めていま す。 2 現時点では、複雑な国際的な力関係や状況にもかかわらず社会主義の完成に向けて着実に前進していま す。 世界の多くの人々が、鮮やかに思い起こすのは、金日成主席の活動です。金日成主席は、チュチェ思想を 発展させ、朝鮮の近代化の時代を切り開き、自主性を高めました。 チュチェ思想は、自主と自由を社会的存在、人民大衆、民族にとって不可欠なものとしています。 チュチェ思想は、社会的存在である人民大衆、民族の生活において最も重要な思想です。チュチェ思想 の創始は人類にとって歴史的な出来事であり、それは支配と従属の下にあった諸民族に自由と解放、自主的 進歩の道を示しました。 この思想は、人民大衆が自然の変容や社会の発展の主人であり、それらに主導的な役割を果たし、自らの 運命を切り開いていくという新しい時代の到来を告げています。 人民大衆は自分たちの運命の主人になったのです。 金日成主席はチュチェ思想に基づいて、以下のような問題点を完璧に解明したのです。 人民解放の活動で生じる問題を解決し、この分野での模範を示しました。 金日成主席は一世代で二つの強力な帝国主義者を打ち倒し、国を守りました。 国の自主権を確立し、朝鮮式の社会主義体制を確立し、人民大衆がすべてのものの主人となり、すべての ものが人民大衆に奉仕するようになったのです。 また、朝鮮を自主、自立、自衛の社会主義国家へと発展させます。 1950 年代初頭、朝鮮は帝国主義勢力の武力攻撃を受けましたが、朝鮮の指導力によってそれを撃退しま した。これは、多くの国が国家の自主を目指して持続的な努力をしている中で、大きな影響を与えました。 金日成主席は、全世界の解放をめざした 金日成主席は、全人類の解放された世界を、支配と植民地主義から解放された世界と定義し、すべての 国々は自主を享受すると考えました。 また、世界の解放のための闘争は、本質的には、自主に基づく国際関係を確立し、国際社会を民主化する ことを目指しています。 さらに、全世界を解放するための戦略と手段を明示し、この闘争の主な目標は、世界帝国主義を打倒する ことであり、すべての反帝国主義勢力は自主を守り、団結しなければならないと述べました。 「自主を目指す世界の人々よ、団結しよう!」のスローガンは、20 世紀後半、新しい時代の到来を告げる旗 印となりました。 金日成主席は、世界の解放のために長年活動してきた人の典型です。 世界解放への道を切り開いた金日成主席の姿は、人々の心の中に大切に保存されています。 金日成主席は、その生涯、多くの外国を訪れました。距離にして 522,460km を超えます。 また、各国の首脳や政党、各界の著名人、政治家、文化人など、7 万人以上の人々と謁見し、助言を行いま した。 ある国の党首に謁見した際、金日成主席は次のように教えました。 世界には大国や小国はあっても優等生や劣等生はいないし、同様に先進国や発展途上国はあっても、支 配国や被支配国はない、したがって、あらゆる形態の支配と断固として闘わなければなりません。 金日成主席が人類の解放のためにたたかった功績は、金正日総書記が見事に引き継ぎました。そして 3 金正恩総書記に引き継がれました。 金日成主席は、人類の心の中に、常に時代とともに生きています。 金正日総書記は、朝鮮労働党の永遠の総書記です。 金正日総書記もまた、世界政治の歴史に刻まれるにふさわしい、自主政治の大家です。金正日総書記の 政治哲学は、国際社会が認めるチュチェ思想です。金正日総書記は国の革命と発展にチュチェの思想を完 璧に適用しました。 朝鮮の革命と発展は、誰もが自分の運命の主人であり、運命を切り開く力を持っているという考えに基づい ています。 前世紀末、いくつかの国で社会主義が崩壊していく中で、朝鮮は不動の地位を保っていました。それは朝 鮮が自主の疑いのない指針を持っていたからです。 金正日総書記の揺るぎない独立路線 世界の反社会主義勢力がこぞって「社会主義の終焉」を主張していた頃、金正日総書記は著作を明らか にしました。『社会主義建設の歴史的教訓と党の総路線』を発表しました。 社会主義に対するいかなる誹謗中傷も許されない、とし『社会主義は科学である』などの重要な著作があり ます。その中で彼は、社会主義の真実性と科学性、そしてその勝利の必要性を明らかにしました。そして勝利 の必然性を説き、社会主義朝鮮が自ら選択した道から決して逸脱しないことを厳粛に宣言しました。 金正日総書記の政治的功績で最も重要なのは、先軍政治です。 唯一の超大国である米国は、帝国主義者たちの力関係が崩れたことを利用して、国際的な場面で恣意性 と専制性を発揮し、侵略と介入を公然と行いました。自分の気に入らない道をまっしぐらに進んでいる朝鮮に 対して、全面的な攻撃を開始したのです。 自主の旗を掲げ、社会主義への道を淡々と歩んでいた朝鮮にとって、帝国主義に対して、政治、軍事、経 済、文化、外交の各分野における総力戦でした。 このような状況の中、金正日総書記は先軍の旗を高く掲げました。 彼は先軍政治を社会主義の基本的な政治様式としました。その政治は朝鮮の軍事力を高め、強大な敵が 敢えて近づけない軍事力としての偉大さを示しました。帝国主義者の総力を挙げての攻勢にもかかわらず、 朝鮮の自主と社会主義は完璧に守られました。 先軍政治のおかげで、朝鮮はアメリカの残忍な挑戦をことごとく阻止し、社会主義を守り、次の時代への道 を開き、豊かな社会主義の構築に向けて、新たな変革の時期を切り開いていくのです。 社会主義の力 朝鮮は一貫して自主、平和、友好を基本原則としてきました。 金正日総書記は、朝鮮の対外的な活動の中でも特に、新しい独立した世界の構築に大きな関心を寄せ、 積極的に対外活動を行い、世界の帝国主義勢力に対抗する力をつけていきました。 金正日総書記の自主政策の力強さと活力は、朝鮮半島の北と南の間に時代をもたらしたことに現れていま した。 6 月 15 日の宣言で統一時代を迎えたのです。金正日総書記のおかげで、その精神を受け継いで祖国統 一の大義を遂行するために自主を発揮し、朝鮮民族を率いて朝鮮人自身の努力で祖国を統一するために、 4 6 月 15 日の共同宣言(2000 年)と 10 月 4 日の宣言(2007 年)では、新たな局面を迎えました。 金正日総書記の尊厳ある名前は、朝鮮民族の自主と世界解放の大義のために、永遠に輝き続けるでしょ う。朝鮮は、先軍の旗を高く掲げ、豊かな社会主義国を建設しています。 今から 20 年以上前の 1993 年 4 月 9 日、金正日総書記は朝鮮の国防委員会委員長に選出され、歴史に 残る偉業を成し遂げたのです。 金正日総書記は常に先軍政治の実践者であり、20 世紀後半には先軍政治の旗を以前にも増して高く掲げ ました。帝国主義者は、反社会主義の攻撃を朝鮮に集中させていました。 先軍政治を政府の主要な様式と定義し、政治的・思想的・軍事的・技術的な準備を完璧なものにするため に、徹底的に鍛え上げました。 金正日総書記の指導の下、朝鮮人民軍は社会主義を守るための精鋭部隊、無敵の軍隊となり、あらゆる 侵略者を一度に、そしていつでも倒すことができ、人民と国家全体を統合する防衛体制が確立され、全国民 の武装化、全国家の要塞化が進みました。 朝鮮人民軍は、十分な軍需品やその他の技術的装備の生産に成功しています。 朝鮮は、国防力を強化するのに十分な軍事およびその他の技術的装備を生産することができ、誰もその尊 厳を侵害する勇気がないほどの信頼できる戦争抑止力を保有しています。また、自国の政治的・思想的基盤 を強固に固めました。 朝鮮人民軍を社会主義の枢軸、革命の主力として、金正日総書記は朝鮮社会の政治勢力の強化に細心 の注意を払い、朝鮮の伝統的な団結である軍と人民の団結を、より高いレベルに引き上げることを確実にしま した。 金正日総書記は、愛情と信頼の政策を通じて、広範な人民大衆を朝鮮労働党の周りに緊密に結びつけ、 全人民と軍隊を同じ思想と運命を共有する単一の組織にしました。その結果、朝鮮は、他のどの武器よりも強 力な「全社会の一枚岩的統一」という政治思想的な武器を持つことになったのです。核兵器よりも強力な社会 全体で、その偉大さを顕在化させるための、どんな困難に直面しても揺るがない思想的力を持っています。 金正日総書記は、豊かな社会主義国家を建設する時代を切り開き、先軍時代の経済建設の基本路線とし て、国防産業の発展を優先し、軽工業と農業を同時に発展させることであると述べました。彼は、軍需産業を 優先することで、国民経済全体の底上げと発展を図ったのです。朝鮮人民軍が重要で困難な分野を担当す るようにし、人民全体が全国で大きな成功を収めるようしました。 金正日総書記の卓越した指導のもと、朝鮮の人々は大きな経済的困難を克服し、豊かな国づくりのために 決定的な転換をしたのです。1998 年と 2009 年には、独自の力と技術で作った人工衛星の打ち上げに成功し ています。国中に多くの建造物が建てられ、街や村、家庭がより良い社会主義のために、また朝鮮の経済的・ 文化的な建設全体が、ある種の軌道に乗せられていることを示しています。 金正日総書記は、現地指導に向かう移動中の列車の中で亡くなりました。 豊かな社会主義国を作るために、人生の最後の日までたたかいました。金正日総書記は亡くなられました が、彼の先軍政治と、豊かな社会主義の構築という偉業は衰えることを知りません。 朝鮮の最高指導者である金正恩総書記は、繁栄する社会主義国家を建設するための偉業を継承すると いう確固たる意志を表明しました。チュチェ思想と先軍の旗印のもと、国の防衛力をさらに強化し、豊かな社 会主義国家の実現に向けて、着実に活動しています。 2012 年 12 月 12 日、金正恩総書記が中心となり、光明星 3 号の打ち上げに成功しましたが、実用的な目 5 的を持った朝鮮初の人工衛星です。 1997 年 10 月 8 日、金正日総書記が朝鮮労働党総書記に選出されました。 朝鮮労働党は、その全党員、朝鮮人民の一致した意志と希望に基づき、朝鮮労働党の、朝鮮人民の、そ して朝鮮人民軍のすべての兵士のために、朝鮮労働党を金日成主席の党とし、先軍革命の強力な指導勢 力とした上で、革命を勝利に導き、朝鮮の伝統的な経済社会の構築に向けた永遠の基礎を築きました。 1964 年 6 月 19 日に党中央委員会での活動を開始し、金日成主席のチュチェ思想を、金日成主義とし、 チュチェ思想に基づいて党建設の思想と理論を実行しました。 思想と指導 金正日総書記は、社会生活のあらゆる分野、党、国家、軍隊、経済の建設や、教育、公衆衛生、文学、芸 術、スポーツなどについて、数多くの著作を発表しました。『社会主義は科学である』など、社会主義運動の活 動の中で、革命と建設におけるチュチェ思想と人民性の堅持と国の発展に大きな影響を与える思想や理論 に光を当て、自主を掲げ、朝鮮革命は言うに及ばず世界の自主化に貢献しました。 金日成主席の逝去後、金正日総書記が党の指導思想としてのチュチェ思想と、一方では先軍思想を発展 させながら、チュチェ思想を党の永遠の指針としています。 このようにして、朝鮮労働党は、党の理念に基づく思想と意志の統一、思想に基づいた道徳的な義務を果 たし、その無敵の力を存分に発揮することができました。 金正恩総書記は朝鮮労働党を、人民大衆と一枚岩になって人民のために奉仕する母なる党に変え、人民 大衆のために奉仕します。金正恩総書記は常に、朝鮮労働党は人民大衆の解放を達成するために存在し、 自主と人民の利益のために、人民を緊密に結びつけるだけではなく、自分の責任で人民の運命を切り開いて いかなければならない、と述べました。 そして、金正恩総書記は幹部たちを率いて「全党を大衆に向かわせよう!」というスローガンのもと、党は大 衆のもとに行き、人民に奉仕しなければならないと言って、人民大衆から学びながら、献身的に人々に仕えて います。 金正恩総書記は、人々の意志と要求を厳密に考慮して計画を立て、実行しました。 それにより、朝鮮労働党は常に要求にあった施策を必ず実践してきました。 前世紀末、この国が最悪の試練と困難に直面していた時でさえも、すべての人に無償医療、無償義務教 育を保障し、人民のための新しい社会主義の教育体系路線を提案しました。また、豊かな社会主義国家を 建設するという路線を打ち出し、快適で高度な文明的生活を楽しむことができるようになりました。 金正恩総書記は、金日成主席、金正日総書記の正当で偉大な後継者です。 平和、尊厳、正義、進歩を愛する世界の人々は、金正恩総書記と勇猛果敢な朝鮮民族の発展と平和で自 立した統一のために連帯しましょう。 金正恩総書記万歳 朝鮮民主主義人民共和国万歳 金日成主席と金正日総書記に不滅の栄光を